上伊那へUターン就職 専修大が協力

LINEで送る
Pocket

多くの学生の参加を呼び掛ける協議会事務局

経済団体や行政機関などでつくる上伊那地域若者人材確保連携協議会は2月14日、就職活動を控えた2019年3月卒業予定の学生を対象にした企業研究セミナー「信州かみいな企業研究会」を東京都新宿区のBiz新宿(区立産業会館)で開く。Uターン就職の促進を図ろうと2年目で、地元の29社が参加する。今回開催にあたって専修大学(東京)と協力し、県内出身の同大3年生118人にセミナーのチラシを郵送。大学に直接アプローチして参加を呼び掛けるのは初めての取り組みで、協議会事務局の上伊那広域連合は「今後さらに他の大学にも広げていきたい」と話す。

専修大は県と「学生Uターン就職促進に関する協定」を2016年に締結。同協議会はこの協定に着目し、地方への就職支援に積極的な同大学に働きかけて、今回の取り組みが実現した。

協定は県と大学が相互に連携して、学生に企業情報などを提供してUターン就職の促進を図るものだが、県労働雇用課は「県の関係機関以外で、協定を契機にこのような取り組みにつながった事例は初めて聞く。地域と大学が直接関係を持つなど広がりが出るのはいいことで、今後協定を締結する大学へも理解を図っていきたい」と話す。

同協議会は今までも、職業安定協会を通じて地元の就職情報の提供を希望した上伊那出身の学生に対して、就職に関するイベントのチラシを郵送している。その一方で「大学の就職課などに相談に行っても、地元の企業情報が入らない」などの声も聞かれ、広報のあり方が課題だった。

今回のチラシ郵送では、透明な封筒を使って、上伊那の就職情報であることを分かりやすく伝える工夫もした。事務局は「大学や県と連携しながら、今後も情報を学生に届ける手段を積極的に考えていきたい」と説明する。

セミナーは午前10時30分~午後4時15分。交流会などで企業研究も深め、地元就職への意識を高めてもらう。問い合わせは上伊那広域連合(電話0265・78・2500)。

おすすめ情報

PAGE TOP