2018年01月31日付

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「人が口にするものの安全のためには、ここまでしないといけないということが分かった」と、食の安全確保について話したのは、GAP認証に取り組む富士見高校園芸科の生徒。認証されれば、農作物の安全はもちろん農作業の安全や環境への配慮も含めて、世界のマーケットに「安全です」と、胸を張って言える▼生徒たちは、水耕ミニトマトの栽培で安全を確保するため、218項目の管理手順を確認し、150枚の書類にまとめて本審査に提出した。コンサルタントや学校の先生の指導も受けながら、最新の農業への挑戦だ▼取り組みに対して充実感を話す。「物事を進めるには、しっかりと手順を決めて、徹底することが大切だと分かった」と、栽培方法ばかりでなく、安全管理の難しさや大変さも学んだ▼一方、栽培したお米の販売体験で、お米の市場価値を学んだのは上伊那農業高校生産環境科の生徒たち。「減農薬、有機肥料」で取り組んだ米作りだったが、「減農薬のお米では特化されないことが分かった」。その代わり「高校生が作ったことが売りになると教えてもらった」▼そんな学習をした生徒の中には、今後、農業を目指す3年生の姿も。「GAPに関わりたい」「品種改良や6次産業につながる農業にも興味がある」と、体験を通し自分の将来の姿を思い描く。新しい時代の農業や食を見据え、そのままの調子で伸びていってほしい。

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