長谷の自動運転車実証実験 2月10日から

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実験車両をルート上で走らせるなど、準備が進む=30日午前

国土交通省は30日、伊那市長谷の道の駅「南アルプスむら長谷」を拠点に行う自動運転車の実証実験を2月10日から16日にかけて行うと発表した。ドライバーが運転席から監視する「レベル2」を4日間、係員が助手席に座るのみで運転席は不在の「レベル4」を1日実施。「レベル2」は、市民ら約100人をモニターとして乗車させて実験する。2月4日までモニターを募集する。初日は実験開始式と試乗を行い、16日は予備日となる。

レベル2は11、12、14、15日に、道の駅から長谷総合支所を往復する国道152号をメインにした約5キロのルートで各日4便を運行。道の駅を午前10時台、11時台、午後2時台、3時台に出発し、道の駅や総合支所のほか経由する美和診療所などに乗降場所を設ける。

10日は実験開始式を午後1時から道の駅で開き、地域の関係者らが試乗。美和診療所周辺の短縮コースで400メートルの区間を運転席不在にさせて実験する「レベル4」は、モニターらを乗車させずに13日に2便運行する。

実験車両は20人乗りのバスで、衛星利用測位システム(GPS)などで車両の位置を把握して自動走行。雪にも強いという磁気センサーによる自動走行も検証する。

中山間地の移動手段や物流の確保、地域活性化などに自動運転車を導入する国交省の実証実験は全国13カ所を選定。長谷では人と荷物を同時輸送する「貨客混載」も実験し、自動運転の社会受容性や地域効果を幅広く調べる。

モニターは、同意書への署名やアンケートに協力できる伊那市在住または在勤・在学の小学生以上(小学生は保護者同伴)が対象。▽今までに「南アルプスむら長谷」を利用したことがある▽50~80歳代▽運転免許を返納または返納予定│のいずれかひとつを満たすことも要件となっている。

市役所、総合支所、支所などや市のホームページから入手できる応募票に、希望日時や乗降場所など必要事項を記入し、市企画政策課に持参するかFAX、メールで送付する。票1枚で2人まで応募でき、電話(0265・78・4111、内線2142)でも応募を受け付ける。

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