2018年02月01日付

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新年気分でいたらもう2月である。2月14日といえば、そうバレンタインデー。今年に限ると、注目の小平奈緒選手が平昌冬季五輪のスピードスケート女子1000メートルに出場する日だ。そしてもう一つ。「日本初のスケート競技大会」が諏訪湖で行われた日でもある▼長野県スケート連盟史によると、110年近く前の1909(明治42)年2月14日、「諏訪湖一周氷滑競走大会」が開かれた。主催は南信日日新聞社(現長野日報社)。国内では初めてのスケート競技大会とされる。約200人が出場を申し込み、予選会で50人程に絞った。なかなかの人気だったようだ▼コースは諏訪市~下諏訪町~岡谷市の沖合をぐるりと回る約13キロ。優勝者は46分かけて1周した。第3回大会では湖周で5万人余りが見物したという。以後、スケート熱は信州から全国へ広がる。大正時代には、東京や名古屋から諏訪湖へ「スケート列車」が毎日運行された▼スケート競技草創の地である長野県は、小平選手のほかにも多くの名選手を生んできた。「寒かった」「足が痛かった」という記憶しかない筆者のスケート経験から言えば、あの競技を選手として貫き、世界レベルに達するのは並大抵のことではない▼小平選手には日に日にメダルへの期待が高まる。確かにメダルの色は気になる。しかし何よりも本人が力を出し切り、納得のいくレースになることを祈るばかりだ。

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