書道が生きがいに 青土会書展デビューへ試練

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小松さん(後列右から2人目)の指導を受け青土会書展というメジャーデビューに向け修練する会員たち

 箕輪町沢で、書道を活動の中心にすえた高齢者のふれあいサロン「書萌会箕輪教室」(小松朝韻主宰)がこの2月で発足から1年を迎えた。会員7人の大半が初めて本格的に筆を持ったというが、今では「(書道が)生活の一部になった」など生きがいになっている。現在は、4月に下諏訪町で開催される第37回青土会書展への出品という”メジャーデビュー”に向け、作品の制作に余念がない。2年目のスタートに伴い、新たな会員も募集している。

茶話会やレクリエーション的要素の強いふれあいサロンやミニデイサービスなどの高齢者のよりどころが多い中で、あえて書道を活動の中心にしたスタイルは珍しい。指先や頭を使い、個々に目標設定できる上に、季節を問わずに取り組めるなど、高齢者の心身の健康維持や生きがいにも通じるとしている。

教室は、書家で日展入選の経歴を持ち、企業の相談役に就く小松さん(本名=正彦、下諏訪町)に、社員らが「親に書道を教えてもらえないか」と持ちかけたのをきっかけに昨年2月、箕輪教室として開設。以後月3回、沢公民館を会場に開講している。

会員は60~80代の町内在住者が中心。大半が初心者だったため、楷書で「一」を正確に書く初歩からスタート。半年後の昨年夏から行書にも着手し、地区や町文化祭への出品も試みたという。

会員たちは、月3回の教室では足らず「自宅でも半紙に向き合う時間が長くなった」と、すっかり生活の一部になった様子。「書道がボケ防止になっている」や「書いていると時間を忘れる」「文字に対する関心の度合いが違ってきた」など、それぞれに書道の持つ魅力を実感している。

小松さんは「漢字やかなは日本の貴重な文化。目標に向けての取り組みは、生きがいにもつながる」と、多くの参加を呼び掛けている。

教室は毎月第1・2・4木曜日の午前10時から、沢公民館で開催。新規会員を募集。対象は60歳以上の高齢者で、町内外は問わない。問い合わせは事務局の上田安男さん(電話0265・79・3104)へ。

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