ワカサギ採卵へ簗場作り 諏訪市渋崎の上川

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ワカサギの採卵に向け、上川で進む簗場作り

諏訪市渋崎の上川でワカサギの採卵用の簗場作りが進んでいる。川をさかのぼる親魚を捕獲するための仕掛けで16日は渋崎採卵組合員が作業に取り組んでいた。諏訪湖漁業協同組合によると、今季のワカサギは型が大きい傾向があるが、量は不確定の部分も多く、採卵は自湖放流分を優先する方針。2016年7月の大量死の影響で昨年は採卵できなかった。

上川の簗場は河口から約800メートル上流に設けている。左岸側から約60メートルに渡って足場を築き、舟も動かしながらすのこを張っていた。作業をしていた採卵組合員たちは「今年はたくさん獲れるといいが」などと話していた。

諏訪湖漁協の武居薫組合長によると、今冬は諏訪湖が結氷したため、魚食性鳥類の影響は「ある程度抑えられた」とするが、16年の大量死の影響でワカサギ以外の魚類の生息数が少なく、結氷前などは「捕食対象がワカサギに集中した懸念もある」という。採卵は砥川(下諏訪町)や横河川(岡谷市)などの流入河川でも行う。「(諏訪湖に)ワカサギがどの程度いるかは分からないが、遡上の様子を見ながら採卵の準備を進めたい」としている。

遡上のピークは例年、3月下旬から4月上旬に迎える。諏訪湖への放流分を確保した上で余剰分は全国の湖沼に向けて出荷する計画。

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