火入れ延焼の影響見られず 霧ケ峰植生調査

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諏訪市は19日、霧ケ峰高原草原再生事業の打ち合わせ会議を市役所で開いた。霧ケ峰植物研究会と市生活環境課が2013年4月の火入れ(野焼き)の延焼による草や木への影響を調べた植生調査の結果を報告。延焼後5年目となる今年度調査でも影響は見られなかった、とした。延焼地での調査は予定通り5年目の今年度で終了する。

地権者の牧野組合や事業に関わるボランティアら約20人が出席した。同研究会の川上美保子代表は、火入れ延焼地と延焼していない計6カ所での草原性植物の結果を報告。「各調査地の植生はこの5年ほとんど違いがなく、延焼の影響は大きく受けなかった」と説明。ミズナラやズミなど大木になる可能性がある種類の生育を確認したとし、「森林化の傾向を示す気配がある」と指摘した。

市生活環境課は、富士見台駐車場下でのレンジツツジの調査について開花数が回復傾向であることから「延焼の影響はないと考えられる」と話した。

市は霧ケ峰での火入れについて、安全対策が確立されていない段階で市が主体となって実施する予定はない│との考えを示している。

市は霧ケ峰の森林化防止へ向けた雑木処理を、2018年度も4月21日と10月13日の2回予定している。

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