シンビズム 学芸員が選ぶ信州ゆかりの作家

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諏訪市美術館で開かれている長野県ゆかりの現代作家展覧会「シンビズム」

長野県にゆかりのある現代作家の展覧会「シンビズム―信州ミュージアム・ネットワークが選んだ20人の作家たち」(県、県文化振興事業団主催)が24日から、諏訪市など県内4市町の美術館で始まった。県内の学芸員による初めての共同企画。来場者は絵画や造形、写真など気鋭の作家たちのみずみずしい感性にあふれた作品に見入っている。3月18日まで。

シンビズムは「信州の美術の主義」を表わし、「新しい美術」「真の美術」などの意味を込めている。学芸員の資質向上、美術館のネットワーク化の促進とともに、作家への全県的な支援を目的としている。20人の学芸員が1人ずつ作家を担当し準備を進めてきた。

南信会場の諏訪市美術館では、茅野市出身の写真家阿部祐己さん(33)と安曇野市在住の高橋広平さん(40)、版画家で下諏訪町出身の常田泰由さん(37)、日本画家で同町出身の中村恭子さん(36)、染色画家で伊那市出身の藤沢まゆさん(31)を紹介。霧ケ峰やライチョウの写真、多色刷り木版画、14メートルにおよぶ皿鉢絵、白い壁面をカンバスにした大作など計80点を展示し、見応えがある。

初日は同館でオープニングセレモニーを行った。中坪成海・県文化政策課長は「すばらしい作品で、美術館の活性、学芸員の応援、作家の発展につなげていきたい」とあいさつした。阿部さんら作家たちも、身近な題材や制作工程に関心を高めてほしいと話し、多くの鑑賞を願っていた。

入館無料。開館時間は午前9時~午後5時。月曜休館。会期中は作家や学芸員らによるトークショーなどを予定している。問い合わせは諏訪市美術館(電話0266・52・1217)へ。

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