2016年04月26日付

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上伊那の中高生が交流し、夢を語り合い、自主的に活動する居場所を作ろう。今春、上伊那の高校を卒業した若者2人が「いなまちこどもプロジェクト」と銘打って動き出した。23日に開いた第1回プロジェクトに高校生らの参加はなかったが「まだこれから」とめげない▼高校時代に学校の枠を超えて地域振興を考えるサークルで活動した三澤康太さん(18)=伊那市出身=と白鳥李音さん(18)=箕輪町=が「地域への恩返し」と今度は中高生を支援する側へ。「高校時代にいろいろなことをやらせてもらって楽しかった。これからの社会をしょって立つ高校生が何かしないといけない」▼モデルとするのが諏訪地方だ。中高生らが集う茅野市こども館「CHUKOらんどチノチノ」の存在や、イベントに積極的に参加する高校生の姿に刺激を受けた。上伊那でも「楽しい」をコンセプトにした居場所にしようと、まず人集めに奮闘する▼諏訪地方も数人から始まり、次第に口コミで広がってイベントごとに20人ほどの高校生が集うようになった―と聞いた2人は「20人集めることがすごい」としながらも、自分たちにもできるはずと知恵を絞る▼今後も地元で活動するという2人の基盤には楽しかった高校時代がある。「若者が戻ってくるためには古里を好きであること。好きになる要素として中高生の居場所を作りたい。このプロジェクトは諦めない」。

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