緊急時住民守る「白狐公園」完成 諏訪市四賀

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完成した白狐公園で遊ぶ四賀保育園の園児たち

諏訪市が同市四賀の旧諏訪署跡地に整備した「白狐公園」が完成し、7日から供用を開始した。大人向け健康遊具や子ども用遊具を設けて幅広く利用してもらう。防災機能を備えており、都市公園として市内で初めて下水管路のあるマンホールの上に簡易トイレを設ける「マンホールトイレ」の機能を持たせた。

社会福祉法人が運営する児童発達支援センター「この街きっず学園」の隣地にあり、広さは3756平方メートル。避難所に活用できる多目的広場、備蓄品を納める防災倉庫、あずまや、駐輪場、トイレなどを設けた。

緊急時に住民が一時的に避難する一次避難所に位置付けた。あずまやは四隅の柱を使ってテントなどで覆うと、災害対策本部の機能を持たせられる。停電時にはバッテリーで蓄電して非常用として使える照明灯を4基取り付けた。

マンホールトイレは駐輪場に備えた3カ所のマンホールを活用。ふたを開けて簡易トイレを設置し、排水管を通じて下水管に流す。収納式のパーテーションで仕切られ、うち1カ所は車椅子の利用ができる。簡易トイレは折り畳み式で防災倉庫に保管する。

健康遊具は懸垂器具や背中を伸ばせるベンチなど6種類。子ども向けに滑り台や砂場などを備えた。事業費は約1億円。

市や施工業者ら約30人が出席した竣工式で金子ゆかり市長は「公園に親しみ、活用してほしい」、地元代表の藤森克彦・普門寺区長は「多くの人に利用してもらえるよう啓発したい」とあいさつ。式後には四賀保育園児が遊んだ。

市は同日、普門寺、桑原、細久保、武津の地元4区と公園の管理協定を結んだ。住民が草刈りなどを受け持つ。

主体工事は藤森土木建設、設計はタカギ測量設計事務所、地質調査は中部測地研究所、給水管引き込み工事はシガテクノスが請け負った。

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