夢舞台から1カ月 高木菜那選手に聞く

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報道陣の取材に応じる高木菜那選手=下諏訪町の日本電産サンキョー本社

平昌五輪スピードスケート女子の団体追い抜きとマススタートで金メダルを獲得した高木菜那選手(25)=日本電産サンキョー=が19日、下諏訪町の所属先で報道陣の取材に応じ、現在の心境を語った。2度目の出場で目標を達成した夢舞台から約1カ月。「改めていろいろな方の支えがあって金メダル二つを取れたのだと実感している」と感謝の言葉を口にした。

2シーズン前から右膝の鵞足炎に苦しんでいるという高木選手。大会では痛みをそれほど感じなかったというが、五輪を終えて膝のリハビリに専念するつもりだ。その上で「来季は(マススタート以外の)個人種目でどこまで世界と戦っていけるかというのを目標にしたい。一年一年全力でやっていく」と今後への意欲をのぞかせた。

-平昌五輪で金メダル二つを獲得して

すごくいい経験であり、いい思い出。下諏訪町に帰って来てたくさんの人に歓迎され、「おめでとう」という言葉をかけてもらい、改めていろいろな方の支えがあって金メダル二つを取れたのだと実感している。

-右膝を痛めていた中での活躍だった。大会中、けがの痛みはあったか

ずっとテーピングをして練習もレースもしていたので、特に五輪の後半はそれほど痛みはなかった。

-5000メートルは12位。(マススタート以外の)個人種目に関しては

個人種目で結果を残せなかったというのは悔いが残るところ。来季は個人種目でどこまで世界と戦っていけるかというのを目標にしている。

-膝の状態も含めて、今後のビジョンは

やはり昨季は五輪シーズンだったので、痛みがある中でできる練習、できない練習を見極めて制限しながらトレーニングをしていた。今季は全部をちゃんとできるようにやっていきたい。コーチなどと相談しながら進めるが、まずはきちんと膝を治したい。

-膝が治ればさらに進化できる自信はある

それは未知数。まだ伸びるかもしれないし、もう伸びないかもしれない。自分の限界を知るまではまだ全力でスケートを続けたい。

-4年後(北京五輪)への意識は

今のところ4年という気持ちは持てていない。一年一年全力でやっていくつもり。

-高卒で日本電産サンキョーに入社して7年。このチームで学んだことは

自分で考えることと、言われたことはまずやってみる。それが今の自分のいいところにつながっている。

-長野県への愛着は

下諏訪町は自分のスケート人生で変われた場所。(活動拠点の)エムウェーブも長野市にあるので、長野県でお世話になった方はたくさんいるし、思い入れもある。

-諏訪地方でスケートに取り組む子どもたちへメッセージを

自分が楽しいと思えるようにやってほしい。スケートを滑ることが楽しいのならそれでいいし、勝ちたいと思う気持ちが強いのならそのために練習を頑張ってほしい。ただ勝敗にとらわれすぎると追い込まれてしまう。楽しいという気持ちを忘れずに頑張ってほしい。

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