舞踊映像公開へ 新村英一生誕120周年記念

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ニムラ舞踊賞運営委員会の会合で流された、生誕120周年記念事業で公開する予定の新村英一の舞踊映像

諏訪市出身の世界的舞踊家、新村英一(1897~1979年)にちなんだニムラ舞踊賞の運営委員会は、2018年度に行う生誕120周年記念事業で新村の活動拠点だった米国・ニューヨークでの舞踊映像を公開する方針を決めた。22日に市役所で開いた運営委の会合で、現地の公共図書館から今月届いた複製映像の一部を鑑賞した。

生誕120周年を前に、運営委の松井宏次さん、矢島恵さんらが16年春にニューヨークに出向き、現地に残る関連資料を確認。公共図書館に保管してある新村の姿を収めた映像や関連ポスター、新聞記事などをリストアップし、現地から送ってもらった。

新村は現地のカーネギーホールのスタジオで後進の舞踊レッスンをしているが、送られた映像の撮影時期など詳細は現時点で不明。全体では2時間半~3時間ほどの分量があり、モノクロやカラーで残されている。運営委は添付された英文を翻訳して資料を整理する。公開時期は今後詰める。

同日見た映像では新村が妻のリサン・ケイさんと一緒に踊ったり、猫をテーマにした舞踊を躍動的に披露したりしている。矢島さんは「練習風景が多いが、(新村が)動いている映像は貴重。上手に活用できれば」と指摘。金子ゆかり市長は「(舞踊は)今見ても新鮮」と話した。

市教委は18年度、「ニムラ・イヤー」と位置付け、同市中洲小児童対象のダンス体験教室(7月ごろ)、牧阿佐美バレエ団を創設した牧阿佐美さんの講演会(11月ごろ)、市芸術祭でのニムラ舞踊賞受賞者の公演(12月ごろ)を計画している。

運営委の事業としては新村の自伝復刻や記念冊子(パンフレット)の作製をする。自伝は1971年に新村自身が著した本を復刻して一部販売する。冊子は無料配布を予定している。

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