免許返納に優遇施策 アルプス中央信金

LINEで送る
Pocket

アルプス中央信用金庫(伊那市)は23日、高齢者の運転免許証自主返納促進を支援する優遇施策を、県内金融機関として初めて実施することを発表した。多発する高齢者による交通事故を抑止するために、自主返納者や同居家族を金利等で応援する金融商品を開発。4月2日から取り扱いを始める。同金庫では「優遇施策が自主返納を考えるきっかけの一つになることを願っている」としている。

優遇施策は定期預金とマイカーローンの2種で、70歳以上で運転免許証を返納した際に交付される「運転経歴証明書」を提示した返納者本人と同居家族を対象とした。同金庫業務推進部は「運転免許証を返納された方の中には、買い物や通院等で家族に送ってもらうケースもある。本人だけでなく、家族に対しても優遇施策を設けるべきと考えた」と説明した。

新商品「運転免許証自主返納者応援定期預金『セーフティー』」では店頭表示金利に0・15%を上乗せする。1年満期で、運転免許証返納者および同居家族の合計金額10万円以上300万円以下で受け付ける。申し込みは運転免許証返納後1年以内に限る。マイカーローンは「運転経歴証明書」を提示した返納者本人および同居の家族が申し込む場合に、基準金利から年0・1%を割り引く。

地方創生の一環で地域の安全安心の推進に取り組んでいる同金庫が、高齢者の交通事故抑止につながる免許証自主返納促進を優遇施策で支援する。同金庫では営業エリア内の警察署等にチラシを置き、優遇商品をPRすることにしている。

運転免許の自主返納は、加齢や病気等で運転に不安を感じるドライバーが自ら運転免許の取り消しを申請し、返納する制度で、返納者には手数料1000円で免許証の代わりに身分証として使える「運転経歴証明書」が交付される。

おすすめ情報

PAGE TOP