御座石神社どぶろく祭 今年の味「マイルド」

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境内に陣取り組ごとに「乾杯」してどぶろくを味わう区民

境内に陣取り組ごとに「乾杯」してどぶろくを味わう区民

茅野市本町区の御座石神社のどぶろく祭(市無形文化財)は27日、同神社境内で開かれた。例大祭の神事が厳かに行われて地域の平安を祈願した後、集まった区民ら約500人がさっそく出来上がったどぶろくで乾杯。地域のコミュニケーションを深めていた。

本町区の宮坂和生区長は「雨も心配されたが、皆さんの熱気と願いで雨雲を追い払った。大いに飲んで、交流の場にして」とあいさつ。濁酒醸造当番を務めた平出金良さん(68)、細田孝司さん(70)、上松正美さん(68)の3人に感謝状が手渡され、労をねぎらって「濁酒醸造当番之証」が贈られた。

当番長の平出さんは「歴史ある当番を終えてほっとしている。3人の力を合わせて、皆さんにおいしいと言われるどぶろくができたと思う」と話した。3月下旬から本格的な準備に入り、社務所には10日ほど泊まり込んで仕込んだどぶろくは、「マイルドで口当たりよく出来上がった」(平出さん)。

境内では区民が組ごとに陣取り、全員にどぶろくが行き渡ったところで「乾杯」。それぞれに車座になって持ち寄った料理を口に運びながら、どぶろくの風味を確かめていた。数年前に当番を務めたという原田光雄さん(73)は「当番の苦労が分かる。飲みやすいどぶろくだ」と話した。

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