山菜シーズン到来 有毒植物「誤食」に注意

LINEで送る
Pocket

タラノメ、ワラビ、コシアブラなど山の幸が味わえる季節を迎え、県は、山菜と良く似た有毒植物を誤って食べないよう呼び掛けている。ニラと間違えてスイセンの葉を口にしたことによる食中毒がすでに起きており、「キノコと同じく、分からない種類は採らない、食べないで」と求めている。

県によると、県内では1976年から昨年までに、有毒植物による食中毒が15件発生している。今月24日には北信地方で、自宅の庭にニラと混在して生えていたスイセンの葉を食べた親子4人が症状を起こした。北海道では、毒草のイヌサフランを誤食した男性が死亡する事故が起きたばかりだ。

県内で過去最も多いのがハシリドコロによる食中毒で、出たばかりの時にフキノトウと間違えやすいという。県は、ホームページで代表的な山菜と有毒植物の見分け方を紹介しているが、山菜のギボウシと有毒のバイケイソウの新芽をはじめ「よく似ていて見分けが困難」な種類も多いという。

スイセンのほか、スズランやアジサイ、レンゲツツジも有毒成分を含み、身近な植物にも注意が必要だ。食品・生活衛生課は「よく分からない植物を人に譲ることもやめてほしい。食中毒防止のポイントに注意し、山菜採りを楽しんで」と呼び掛けている。

県は、薬草(山野草)に詳しい人を「薬草指導員」として登録しており、山菜・野草の種類、鑑別に関する相談に応じている。問い合わせは諏訪保健福祉事務所(電話0266・57・2929)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP