トランクシアター 8月25日に伊那公演

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トランクシアターへの理解を深めるために開かれたワークショップ

県内各地で行う劇の巡回公演を通じて、地域の実行委員会が地域の芸術文化を盛り上げていく「トランクシアター・プロジェクト」が、伊那市で始まった。劇は8月25日、高遠町で上演。劇に併せて地域の魅力を伝えるイベントを開こう-と市内の演劇関係者を中心とする「高遠彩々実行委員会」が、朗読劇や演奏など多彩な催しを企画している。

同プロジェクトは、県文化振興事業団が地域での芸術文化の振興を目的とした事業。大掛かりなセットを使わず劇を披露するトランクシアターを、同市や辰野町など県内7カ所で7、8月に公演する。それぞれの開催地で実行委員会を立ち上げ、地域住民に公演に併せて地域の特色を生かしたイベントを考えてもらっている。

上演するトランクシアターは、3人芝居の「或いは、テネシーワルツ」。まつもと市民芸術館(松本市)の芸術監督で俳優、演出家の串田和美さんが主演を務める。

高遠彩々実行委は、朗読劇をはじめ、伊那混声合唱団や信州大学ケルト音楽研究会による演奏、鹿肉カレーとローメンの提供などを企画。トランクシアターに併せたイベントを、高遠町の信州高遠美術館と、高遠町歴史博物館に併設された地域間交流施設で行う。朗読劇では、地元で参加者を募り、5月ごろから練習を始める予定。

6日夜には、伊那市荒井のいなっせでワークショップを開催。劇に出演する俳優の武居卓さん=松本市=が講師として劇について説明。「串田さんが創作した劇には記憶、懐かしさが必ずテーマになっている」とし、観客の共感を誘う劇と話した。参加者約20人でトークを交わし、共感を得る感覚を体験した。

同実行委事務局の坂井雅子さん=伊那市東春近=は「イベントをきっかけに演劇を身近に感じて。高遠の良さを知ってもらう機会になれば」と話した。実行委や朗読劇の参加を呼び掛けている。問い合わせは坂井さん(電話090・9813・7952)へ。

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