湊の市有地「廃川敷地」売却へ測量 岡谷市

LINEで送る
Pocket

岡谷市は、同市湊の市有地「廃川敷地」の売却に向けた測量を始めた。市は昨年度、商業施設と宅地として開発する方向で民間に売却する方針を表明し、調査費を3月補正予算に計上。調査結果を踏まえて売却を進める考えだ。

廃川敷地は県道岡谷茅野線の建設時に諏訪湖を埋め立てた際にできた土地で、2000年に岡谷南高校や岡谷技術専門校の敷地と交換する形で県から取得。面積は故人から遺贈された隣接地を合わせて約1万1200平方メートル。

市は地元要望を踏まえて地域の活性化につながる活用策を検討。06年7月の豪雨災害で一時中断していたが、16年に民間事業者から商業施設として開発したいという提案があったことから、地元に情報を提供し検討を再開した。

地元では商業施設の出店を期待する意見が多い一方、宅地造成を求める意見もあり、市は宅地を含めた案を改めて地元に提案。今年2月に具体的な開発を進めることに同意する意向が伝えられた。

市によると、敷地内には水路や一部下水道施設もあるため、測量を行って民間の活用が可能な面積を確定。地中に埋設物がないか調べる調査も実施する。5月末までの予定。引き続き不動産鑑定を行う。具体的な売却方法をこれらの調査結果を踏まえて決める方針だが、公募により現状のまま売却したい考えだ。

一方、敷地はこれまで、みなと保育園の行事の際に保護者の駐車場として使用していたことから、共産党市議団は12日、「行事がある際は駐車場として利用したい」という声があるとして、今井竜五市長に申し入れを行った。

今井市長は「これからいろいろな要望が地元から上がってくると思う。それらを含めて一緒に考えていきたい」とした上で、「たまたま近くに市有地があるので使ってもらっていた。駐車する場所としては湊小や湊支所もあり、そうした工夫はこれからもしていく」と述べた。市の担当者は調査期間中は重機が入ったりするため使えない場合があるが、それ以外は従前通りと説明。売却後は未定とした。

おすすめ情報

PAGE TOP