諏訪湖開き雨中の船旅 観光シーズン幕開け

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諏訪湖開きで無料運航した遊覧船から下りる人たち。雨の中だったが、多くの人が“諏訪湖クルーズ”を楽しんだ=諏訪市

諏訪市、岡谷市、下諏訪町の3市町で15日、「諏訪湖開き」が行われ、本格的な諏訪湖の観光シーズンが幕開けした。雨の降るあいにくの天候だったが、地域住民や観光客が遊覧船に無料乗船し、湖周の景色を見物。観光や行政の関係者は湖畔で神事を行い、1年間の安全とにぎわいを願った。

諏訪湖畔公園の桟橋近くで開いた式典には約50人が参加した。諏訪観光協会の佐久秀幸会長は「事故なく穏やかなシーズンになってほしい。節目を迎える諏訪湖祭湖上花火大会では全国からの観光客の誘致に一生懸命尽力したい」とあいさつ。諏訪湖浄化に向け「観光事業者と行政が一体となって前に進みたい」と強調した。

金子ゆかり諏訪市長は、冬に御神渡りが出現したことに触れ、「縁起がよいことが重なる予感がしている。地域の皆さんが湖に親しみ、その上で観光客をお迎えできるよう湖周を整備したい」と話した。青木悟下諏訪町長を「一日船長」に委嘱し、桟橋近くでテープカットをした。

午前中は肌寒く、訪れた人は上着を着て「竜宮丸」と「すわん」の2隻に乗った。下諏訪町の佐野雄大君(5)は家族や親類ら7人で訪れ、「湖からいろんな建物が見られて楽しかった。諏訪湖で泳いでみたい」と笑顔を見せた。雨中の乗船だったが、母親は「遊覧船に乗ると子どもたちも喜ぶ。湖がある地元の自然の良さを伝えたい」と話した。

大型連休から本格的な入り込みが始まる。70回の節目を迎える8月15日の諏訪湖祭湖上花火大会では「特別企画」の花火など新たな企画を用意し、例年以上の盛り上がりを図る。

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