伊那市へ人の流れを 白鳥市長が3期目初登庁

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就任式で職員から花束を受け取る白鳥市長

4月22日投開票の伊那市長選で3選を果たした白鳥孝氏(62)が1日、市役所に初登庁し、3期目の市政運営をスタートさせた。就任式では、高齢者や障がい者ら立場の弱い人に手を差し伸べ、悩みを共有することが市政の基本にあると説明。リニア中央新幹線、三遠南信道の開通を見据えた社会資本整備の充実などと共に、若者の地元回帰に力を入れていくと訴えた。

約170人の職員を前にあいさつし、「人材が極めて重要。都会に出て帰ってこない流れを早く断ち切り、ここで生まれた子どもたちが学業などで都会に行っても帰ってくる、さらには日本各地から伊那を目指して人が流れ込むような潮流をしっかりとつくっていきたい」と強調。「皆さんにも、わが子や親戚、近所の子どもたちに、ぜひ伊那に帰ってくるよう働き掛けてほしい」と呼び掛けた。

就任式後の会見では3期目について「スピード感を持って対応し、1期、2期の継続で完成形に持っていく」と述べた。

選挙戦を通じて改めて気付かされたという住民の生の声について触れて「声を上げられない人たちがいる。そうした皆さんの声を聞く機会をどうやって設けられるのか、強く考えていきたい。弱い立場の人の声を拾い上げられるかが大事なポイント」と話した。

初登庁では「一職員」という意識から、前々回、前回と同様に今回も玄関前の出迎えを断った。「2期目の続きという感じで、3期目の特別な思いはない。続きがあるので、選挙中から早く仕事をしなければと考えていた」と表情を引き締めた。

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