パリでレストラン経営の内藤さん 一つ星獲得

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茅野市出身のシェフ内藤隆乃介さん(33)がフランスのパリで経営するレストラン「ペルティナンス」が2018年版ミシュランガイド・フランスのレストラン格付けで一つ星を獲得した。18歳で渡仏して経験を積み、昨年4月にパリ7区に念願の自分の店を開店。1年もたたない早さの快挙に、現地メディアでも話題になっている。

内藤さんは高校卒業後、大学進学を決めていたが「料理人になる」という気持ちが強くなり、東海調理製菓専門学校フランス校へ進んだ。成績優秀で、歴史あるレストラン「タイユバン」でのスタージュ(研修)が実現。厨房に入ったときの緊張感と衝撃的感動は生涯忘れないという。研修が終わる頃、オーナーから誘われ、卒業後正式に迎えられて約6年の在籍中にスーシェフ(副料理長)まで任された。その後有名店「ル・ムーリス」でもスーシェフを務め、いくつかの店舗の立ち上げにも携わった。

ペルティナンスは、手の届く範囲で心を込めたサービスを―と、16席の小さな店。過去の店舗の立ち上げも共に取り組んだパートナーのクウェン・リューさんとダブルシェフで切り盛り。地元客が多いといい、好みで一品ずつ注文できる伝統のアラカルトスタイルを貫く。

両親は同市本町東でレストラン・ディモアを経営。小さい頃から、野菜を栽培したり、釣りに同行し魚をさばくところを見ながら過ごしたことが「今の自分に大きく影響している」と内藤さん。「受賞を聞いたときは驚きとうれしさで言葉が出なかった。また新たな一歩。出会った人々に感謝しながら、多くの人の“喜びのテーブル“を自分らしく創っていきたい」と話している。

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