劇団文化座公演 茅野出身の有賀さん出演

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劇団文化座(東京)は、18日午後6時30分から下諏訪総合文化センターで、有吉佐和子原作、小幡欣治脚色の「三婆」を公演する。演劇文化を支える「すわ湖市民劇場」の例会。茅野市出身で同劇団の有賀ひろみさんが、三婆の一人・武市タキ役の主要キャストで出演する。老いること、生きていくこと、そして人と人とのつながりを、笑いと涙の中で考えさせてくれる「人間喜劇」を繰り広げる。

有賀さんは諏訪二葉高、東京の短大を卒業して帰郷、地元企業に就職した。その後再び上京、もともと関心のあった演劇の道を目指し文化座付属研究所に入所、1971年に入座した。以来着実に演技の幅を広げ、舞台出演のほかドラマや舞台の方言指導にも当たっている。

「三婆」は戦後の混乱の中、いがみ合いながらもそれぞれに変化していく「三婆」と、周囲の人たちが巻き起こす騒動が描かれている。

同劇団は77年に初演、全国各地で公演を重ね好評を博した。88年に再演、同劇団の代表作の一つとなった。今回も演劇ファンの要望に応え、各地で100公演を行う。暗天幕を使わず回り舞台のように場面を転換、演出上の舞台効果も話題となっている。

有賀さんは下諏訪公演を前に、古里で舞台に立てることに感謝。「有吉さんが作品を発表されて半世紀余。今直面する高齢者社会を鋭く問題視、先を見る目に改めて驚いた」と話している。

すわ湖市民劇場は新会員募集中。入会者は今回の公演から鑑賞できる。問い合わせは下諏訪町の同劇場(電話0266・78・7593)へ。

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