知事選告示まで1カ月 現新一騎打ちの公算大

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知事選(8月5日投開票)は7月19日の告示まで1カ月に迫った。これまでに3選を目指す現職の阿部守一氏(57)と、新人で元上田市議の金井忠一氏(67)が、ともに無所属で立候補を表明している。支持する政党では「非共産」対「共産」の構図。ほかに表面化した出馬の動きはなく、現新一騎打ちの公算が強まっている。

阿部氏は「着手したけれども必ずしも結果が出ていない政策に対して、しっかり責任を果たしていくことも必要」と続投を望み、5月9日に出馬表明。これまで県内6カ所で集会を開き、公約を固めるため、住民と対話を重ねてきた。7月上旬ごろには公表する考えだ。

当面は公務を優先し、告示後は「県民と向き合う非常に重要な機会なので運動に専念し、全力投球したい」(15日の会見)としている。22日に長野市内で事務所開きを予定している。

阿部氏には自民、公明、国民民主、立憲民主の各党が推薦を決定。国民民主、立憲民主、無所属の国会議員と県議、連合長野は旧民主党時の前回選と同様の態勢を取るため、選挙の候補者調整などを行うために設立した信州連絡協議会内に対策本部を置く。社民党県連は推薦に向けて政策協定の内容を検討中で、来月5日に調印する見通し。

金井氏は大型公共事業優先の県政や国政に対してノーと言える県政、「県民不在の翼賛体制」から県民の声が届く県政へ「転換を訴えたい」とし、5月15日に出馬を発表。政策を練るために77市町村すべてに足を運ぶことを目標としており、今月18日までに31市町村で集会や街頭演説を行ってきた。今後はチラシの配布にも力を入れて浸透を図る。

14日に長野市で行った事務所開きでは「大きな反響を感じている。うねりが起き始めている」と手応えを強調。「県民200万人のために必要な政策を訴え、県政を大きく変えたい。安倍政権に対抗するためにも私を知事にしてほしい」と語った。

金井氏を擁立したのは前回選でも現職の対立候補を立てた、労働者組合や市民団体でつくる「明るい県政をつくる県民の会」。共産党県委員会も前回と同じく、金井氏と政策協定を結んで推薦を決めている。

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