駒ケ根の農産物を輸送、販売 京王高速バス

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駒ケ根市公設地方卸売市場で扱う農産物を輸送する京王電鉄グループの高速バス

京王電鉄(本社・東京都)は、同社が運行する中央道・新宿方面行きの高速バスで、駒ケ根市公設地方卸売市場で扱う伊那谷産の農産物を輸送し、都内杉並区の京王ストア八幡山店で販売する「貨客混載」事業に着手する。同社と駒ケ根市の連携事業で、岐阜県高山市に続いて2例目。駒ケ根の初荷は今月26日に積み込み、27日から販売する。

同社によると、事業は昨年9月、高山市との間で初めて実現。現在、都内で販売する農産物は「新鮮でおいしい」(同社)と顧客の評判が高く事業の拡大を検討していた。

同社は1984年から伊那谷と新宿間を結ぶ高速バス路線「伊那飯田線」を運行。駒ケ根市は2016年、同社が新宿区内に開設した観光案内所で観光PR活動を展開するなど同社との関わりが深く、今回の連携につながった。

同市場の農産物は、当日午前中の集荷分を、昼すぎには伊那バス駒ケ根営業所(同市)でバスへ積み込み、新宿区のバスタ新宿経由で京王ストアに納入。翌日午前10時の開店と同時に販売する。バスのトランクには保冷コンテナ(30~60キロ詰め)を積載し、野菜や果物の鮮度を維持する。出荷品目はトマトやキュウリ、アスパラガス、トウモロコシ、イチゴ、リンゴなど季節に応じた野菜と果物になる見通しだ。

同社では「高速バスで農産物を輸送することにより、バスの生産性向上を図り、産地直送の農産物を販売することで京王ストアの魅力アップにつなげたい」とする一方、「駒ケ根市の知名度向上や観光誘致、農産物の販路拡大による地域経済の活性化に貢献したい」としている。

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