2016年05月11日付

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遅ればせながら、ゴールデンウイークを利用して自宅の家具の転倒防止策を講じた。併せて非常持ち出し袋の中身もチェックした。熊本地震を見ると、大地震への対策としては心もとないという思いを強くした▼市販の家具転倒防止用品も使ったが、条件が違うさまざまな家具全てに当てはまるわけではない。家具の大きさ、形や置き場所によっていろいろと工夫しなければならなかった。いかにも手作りのにわか対策といった出来の良くないところもある▼大地震では家具を支え切れないのではないかと思うものの、対策を講じないよりはいいだろう、対策に踏み出す一歩が大事―と自分を納得させながら作業した。本格的な地震対策を行うためには、最初から家本体と家具を一体的に考えないと、満足のいく対策はできないとも感じた▼熊本地震により休校が続いていた熊本県内の公立小中学校、高校が、ゴールデンウイーク明けから順次再開され、11日には全ての学校で授業が始まるという。まだ多くの課題を抱えながらの再開だが、子どもたちの笑顔があふれる学校を報道で見ると、学校が地域の宝であると改めて感じる。学校再開が、普通の生活を取り戻そうという被災者に力を与えてくれることだろう▼大震災の教訓を生かし、子どもたちの笑顔をよりどころに、家庭、地域、行政における災害対策は、できるところから踏み出していくしかない。

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