蓼科高原映画祭 茅野で9月22日開幕

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日本映画界の巨匠、小津安二郎監督(1903~63年)が晩年の仕事場にした茅野市で行う「第21回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」の組織・実行合同委員会は4日夜、市役所で初会合を開き、映画祭の概要を確認した。20回の節目を祝った昨年同様、会期を9月22日から9日間とし、小津監督が描き続けた「家族」をテーマにした映画の上映や舞台トーク、短編映画コンクールなどのイベントを多彩に繰り広げる。

今年度もJR茅野駅前の茅野市民館と新星劇場を主会場に映画上映を行う。メーン上映日の9月29、30日を中心に、小津作品をはじめ、新作や名作、話題作など25本程度の映画を上映する予定。

メーンの2日間は小津監督が使った山荘「無藝荘」を無料開放し、市民館・新星劇場と無藝荘を5~6往復する無料送迎バスを運行。7月16日午後1時には「蓼科・夏の小津会」を行い、小津監督ら多くの文化人を知る柳澤徳一さんが講演する。参加無料。

このほか、地元のクラフトビールと飲食、映画を同時に楽しむ新企画のプレイベント「蓼科オクトーバーフェスト2018」を、8月25日正午から市民館中庭で行う。

今年度の予算は例年並みの1230万円。

この日の実行委では会則も改正し、企画室と6委員会で構成する組織を見直し、企画室の下に「いい映画が観れる・小津継承」「企画がうまくいくように動く」「たのしい企画で盛り上げよう」の3部会を新設した。

企画室の北原享室長は「シンプルに映画を楽しむ、無理のない分かりやすい映画祭にしたい」とあいさつ。組織委員長の柳平千代一市長は「いい意味で大胆に変え、いいものを取り入れる試行錯誤を行い、21世紀に生き残る蓼科高原映画祭にしていこう」と呼び掛けた。

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