2018年07月13日付

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海の日・海開きがあれば、うたの日・うた開きもある。発祥は沖縄。地元出身のアーティストBEGINの提唱で2001年、慰霊の日翌日の6月24日をその日に定めた。戦時中、自由に歌うことができなかった歴史も踏まえ「歌に感謝し、歌をお祝いする日」とし、人々が集い、うた開きとして野外で歌う▼信州の歌、県ゆかりの歌も豊かだ。中山晋平、草川信、高野辰之…。NHK日本のうた・ふるさとのうた百曲には、県ゆかりの歌が30曲余り入った。県歌制定50周年で「信濃の国」の記念日ができた。歌が主役になる日がもっと増えればいい▼地域の歌は地域を知る教材でもある。伊那市の「美篶の歌」。12番までの歌詞には美篶の歴史や地理、名所旧跡が織り込まれ、歌をテキストにした講座も開かれた。美篶の末広に残るのは「あゝ末広の名の如く」。存在自体知らない人も多い中、地元区はCDを制作し、未来へつなぐ活動に乗り出している▼南箕輪村の唱歌サークル山村うたごえの輪は月例会で県歌を学び、歌い続けてきた。あす14日の午後1時半から、村民センターで行うコンサートの目玉は参加者全員での「信濃の国」の合唱だ▼「制定50周年の節目に大勢で歌ってみたい」と倉田加代子代表(85)。県ゆかりの童謡唱歌も楽しむ。参加費は資料代の500円。老若男女、村内外だれでも参加できる。歌に感謝し、さあ、声を合わせよう。

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