女性も活躍地元企業 伊那西高キャリアフェス

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企業の担当者から熱心に説明を受ける生徒たち

伊那西高校(伊那市)は12日、上伊那地方の企業など13事業所が出展する「キャリアフェス」を同校体育館で開いた。産学官でつくる「郷土愛プロジェクト」が協力。進路と向き合う同校2、3年生が参加し、多くの女性も活躍する地元企業と接点を持った。

郷土愛プロジェクトは2016年から管内の中学校でキャリアフェスを開くが、高校での開催は初めて。進学率が男性に比べて高い女性の地元回帰は課題にもなっており、女子高である同校で実施することになった。

各企業はブースを設け、企業概要や業務内容などを説明。同校OGや若手社員をプレゼンターにした事業所も多く、生徒たちは親近感を持ちながら耳を傾けた。

電子部品製造のルビコンは総務部の小林保奈美さん(28)が担当し、「製造業ってモノをつくる会社を思い浮かべるかもしれないけれど、設計や生産、管理、営業、総務、人事など、いろいろな仕事があります」と解説。

「入社してから学び、できる仕事をどんどん増やしていく。上伊那は製造業が多いけれど、仕事の役割はさまざまで輝ける場所があります。ぜひ進学しても伊那谷に戻って就職してほしい」と呼び掛けた。

中央アルプス観光では総合企画本部の伊澤友美さん(28)が生徒と向き合った。基幹事業であるロープウェイ運行のほか各種レジャー事業を展開していることを説明し、サービス向上に前向きに取り組む若手社員の活躍ぶりも伝えた。

生徒たちは数社のブースを回り、「社会人として必要な点も教えてもらい参考になった」と3年の春日莉帆さん。2年の加藤晴乃さんは「企業の中にはいろいろな職種、仕事があることが分かった。業種で決めつけるのではなく、どのような仕事があるのか就職の時には考えて選びたい」と話した。

プロジェクト事務局の上伊那広域連合は「就職希望者だけでなく、進学を考えている生徒の参加もあり、次につながっていく取り組みになったと思う」と、積極的な生徒たちの姿に目を細めた。

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