人口減少で自然減 諏訪湖周3市町の可燃ごみ

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岡谷市、諏訪市、下諏訪町でつくる湖周行政事務組合が運営するごみ焼却施設「諏訪湖周クリーンセンター」(岡谷市)に2017年度に持ち込まれた3市町の可燃ごみは2万8986トンで、前年度より149トン減少したことが、同組合のまとめで分かった。人口減少に伴う”自然減”が主な要因とみられる。その一方で、1人1日当たりの排出量は増加した。同組合では引き続き分別指導の徹底などを通じ、一層のごみ減量に取り組んでいく方針だ。

市町別では、岡谷市が前年度比61トン減の1万627トン、諏訪市が89トン増の1万3541トン、下諏訪町が176トン減の4818トンだった。諏訪市では家庭系が379トン減ったものの、事業系が486トン増加。観光客によりホテル・旅館や飲食店から出されたごみの増加と、昨年10月に発生した台風21、22号の影響で処理が必要になったヨシの搬入が影響したという。

3市町全体の可燃ごみの排出量は2007年度には4万トンを超えていたが、岡谷市、下諏訪町でのごみ袋有料化などの取り組みにより15年度には3万トンを下回り、17年度は2万8000トン台まで減少した。ごみ処理基本計画の目標に対する17年度の達成率は家庭系107・4%、事業系99・4%で、全体では104・5%となり、目標を上回る形で推移している。

一方、17年度の1人1日当たりの可燃ごみ排出量は655・6グラムで、前年度より2・2グラム増えた。3市町の人口は1年間で約1000人減少していることから、これを考慮して前年度の1人1日当たりの排出量653・4グラムで計算すると、17年度は244トン減の2万8890トンになるという。しかし、実際はこれを100トン近く上回り、実質増という形となった。

同組合は「数値的には減となったが、各市町の人口が減少している中で自然減によることが大きな要因と言える。引き続きごみ減量に向けた分別指導などを徹底していきたい。今後は1人1日当たりのごみの排出量も注視していきたい」としている。

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