2018年07月22日付

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会社から取材への行き帰りに、近くの小学校の児童が下校する姿を見掛ける。何気なく目をやると、多くが水筒を提げている。想像した通り、熱中症対策などのためだそうだ▼教頭先生に聞くと、登下校中でも授業中でもいつでも水分が取れるように、水筒を持たせてほしいと家庭にお願いしているとのこと。子どもの頃は水筒といえば遠足などの特別な時に持参するものだったが、今は常日ごろの携帯が当たり前になり、こんなところにも近年の気象環境の変化を認識させられる。というよりも異常がもはや常態化しているのだろうか▼取材先で「体がとろけそうですね」とあいさつされた表現がぴったりの猛暑が続いている。各地で記録的な暑さとなり、熱中症の疑いで病院に運ばれる人が相次いでいる。怖いのは家の中などの屋内でも発症するケースがあること。東京23区内では梅雨明けから18日までに14人が熱中症で死亡し、このうちの12人が屋内だったと報道された▼厚生労働省のリーフレットでは、熱中症予防には暑さを避け、小まめに水分を補給することを呼び掛けている。室内では扇風機やエアコンで温度を調節し、水分補給は屋内でも外出時でも喉の渇きを感じなくても行うことをアピールしている▼何よりも「自分だけは」「この程度なら」という油断や過信が禁物。この暑さは当面衰えそうにない。工夫と知恵で乗り切るしかなさそうだ。

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