百人一首続け20年余 諏訪市の女性メンバー

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諏訪市大和地区で20年余続く「百人一首の会」

諏訪市大和地区に20年余続く「百人一首の会」。メンバーは80代の女性6人で、月1回の例会は地域や社会の情報交換の場ともなっている。近隣の児童と交流を広げた時代もあり、「自分史を語れば、かるたのおかげが大きい。これからも許される限りライフワークとして付き合っていきたい」と、次回を心待ちにしている。

「百人一首の会」は、夫に先立たれてぼんやり過ごしていた同地区の女性が、「このままだと自分が埋没してしまう。みんな一緒に頭の体操をしませんか」と呼び掛け、大和地区公民館で始まった。子どもからお年寄りまで幅広い年代層が参集、誰もがかるたになじめるよう読み手は交代で行い、初心者が参加しやすい会を目指した。

会の存在を知った近くの城北小学校からは「地域の力を貸してほしい」と依頼され、学校で児童と一緒にかるた取りもした。

現在はこうした活動を受け継ぐ塚原節さん、由沢比南子さん、小口治代さん、高麗佳代さん、太田寿子さん、中澤喜代美さんが、生涯学習のサロンとして塚原さん宅を会場に続けている。

数年前には百人一首を基礎から学んでみたいと、「百人一首大事典」を手引きに百人一首の成り立ち、歌と歌人について、貴族の暮らしと遊びなどに関心を広げた。

以来「読み方に少し味わいがでてきた」「好きな歌ができた」といい、読み手が上の句を読み始めると、下の句までみんなで声をそろえることもある。

参加者は「歌の意味が分かると読みも少しずつスムーズになった。みんなで続けてきたおかげで」という。「合い間には健康や漬物談議に花が咲く。出かけることが少なくなった今は、月1回会えることがとても張り合い」といい、「興味のある人は声を掛けて」と話している。

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