2018年07月29日付

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県の人権・男女共同参画課が先日、県の審議会などに占める女性委員の割合を今年4月1日現在で43・5%と発表した。10年前と比べると、全国平均は32・6%から36・7%となだらかなグラフを描くが、長野県は17ポイント以上アップしている。昨年4月1日現在で全国6位▼この機会に県内の市町村の男女共同参画の状況についても同課がまとめた資料を読んでみた。昨年4月1日現在、審議会などの女性委員の割合が最も多いのは上田市で38・4%。弊紙の発行地域では諏訪市が36・3%で2位に入っている▼女性の市町村議は飯島町がトップで12人中5人、41・7%。同町は係長級以上の女性職員も45・5%で3位、防災会議に参加する女性も22・5%で1位と好成績。防災会議は諏訪市も20・6%で2位に付ける。女性の消防団員は一昨年のまとめになるが、南箕輪村が210人中34人の16・2%で1位。ちなみに、女性県議は8・9%で全国23位▼さまざまな政策や方針の決定の場に女性の参加が求められるのは多様な視点が必要だから。そのためにも女性が手を挙げたり立候補したりしやすい環境が必要だ▼今年5月に「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」が施行された。罰則はないが、政党などには各種選挙での候補者数を男女均等にすること、国や自治体には啓発活動などを求めている。行政や政党の今後の取り組みに期待したい。

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