知的障がい者バスケ 合同チーム全国大会へ

LINEで送る
Pocket

全国大会に初出場する合同チームの選手たち

諏訪や伊那、松本、上田などの知的障がい者が合同のバスケットボールチームをつくり、8月4、5日に東京都北区で開く知的障がい者バスケットボールの全国大会「FIDジャパン・チャンピオンシップ」に初出場する。チーム関係者は「全国に仲間がいることを知り、社会に出ていく前向きな意識につながれば」と期待している。

同大会は、一般社団法人日本FIDバスケットボール連盟が主催し、今年で23回目。FIDは「知的障がい者のための」という意味で、2001年には県連盟が発足した。競技の様子は健常者と変わらない。養護学校の生徒や卒業生らが団体競技を通して、人とのかかわりやルールを学び、交流を繰り広げている。

合同チームは今年3月、諏訪クラブ、東御ボンバーズ、松本クラブなどで活動している16~31歳のメンバー13人で結成。中級程度の約16チームが参加する男子Bブロックにエントリーした。毎月1回は県内各地から茅野市に集まり、ちの地区コミュニティセンター体育館などで終日の練習に励んでいる。

諏訪、伊那地域からは、白鳥健司選手(28)=上伊那郡箕輪町=、伊藤元春選手(26)=伊那市=、小林弥大選手(18)=茅野市=、藤本俊彦選手(31)=下伊那郡下条村=の4選手が参加する。藤本選手は「チームの勝利に貢献したい」と意気込む。

中村紘崇ヘッドコーチ(29)=上田市=は「合同チームならではの発見、化学反応があるはず。自分のチームに持ち帰って生かしてほしい」と期待する。諏訪クラブの守屋卓郎代表(69)=茅野市=は「バスケットを通して全国に仲間がいることを知ってほしい。バスケットは障がいを忘れてプレーを楽しむことができ、前に一歩踏み出す意欲を引き出してくれる。社会に出ていく意識の醸成につながれば」と話している。

おすすめ情報

PAGE TOP