祖父母から子や孫へ 富士見2館で入館無料

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夏休み企画として、祖父母と孫やひ孫を含むグループ全員の入館料を無料にしている富士見町歴史民俗資料館

富士見町歴史民俗資料館と井戸尻考古館は31日まで、祖父母と孫やひ孫を含むグループ全員の入館料を無料にする「夏休み、集まれおじいちゃん・おばあちゃん学芸員」を行っている。同資料館に展示している昭和の民具や農機具などの使い方や当時の暮らしを祖父母から子や孫に語り伝えてもらおうという狙いだ。 展示している民俗資料を使った経験がある人が少なくなりつつある中、実物を見ながら実体験を聞く機会をつくりたいと夏休みに合わせて企画し、5年目になる。

神奈川県平塚市の神田輝一さん(70)と妻の裕子さん(63)、孫の小学5年、陽葵(ひなた)さん(10)は家族旅行で同考古館を訪れ企画を知った。同資料館で裕子さんはかつお節を削る道具や洗濯板、陶器製の湯たんぽなどを懐かしそうに眺め、天秤(びん)や大工道具などの使い方を陽葵さんに話していた。輝一さんは「昔の道具が今の道具につながっていることも子どもたちに知ってほしい」と話していた。

同資料館によると、思い出を語るお年寄りが生き生きとした表情になったり、祖父母の若かりし頃の暮らしの一端を聞いて家族が会話を交わす光景も見られるという。

昨年はこの取り組みを利用し162人が入館した。問い合わせは同資料館(電話0266・65・3572)へ。

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