まんが甲子園で帯屋町賞 諏訪清陵高校漫研部

LINEで送る
Pocket

「まんが甲子園」で特別賞を受賞した諏訪清陵高校漫画イラスト研究部の4人

諏訪清陵高校(諏訪市)漫画イラスト研究部の2年生4人が、第27回全国高校漫画選手権大会「まんが甲子園」(8月4、5日、高知市)で、特別賞「帯屋町(おびやまち)賞」を受賞した。初出場での受賞に、部員は「まさか賞がもらえると思っていなかったけど、皆で協力して描いたのでとてもうれしい」と喜んでいる。

大会には全国の33校が出場した。競技はチーム戦で行い、制限時間内に提示されたテーマに沿った漫画作品を自由な構成で描く。同校は惜しくも予選で敗退し、決勝には進めなかった。しかし、敗者復活戦に回った18校の作品を近くの朝市会場などに掲示し、一般の人が投票して最多得票作品に贈られる「帯屋町賞」を見事受賞した。

敗者復活戦の作品は4日の予選後、夜間制作となった。テーマは「ラスボス」。4人は宿泊先で、交代で食事を取ったり入浴したりしながら夜中まで作業した。描いたのは、仮想の高校で生徒たちがクーラーの導入を求め署名活動をし、最後のとりでとして校長室に乗り込もうとする1こま。五味紗雪部長(16)は「水彩ペンを使い、睡魔に負けず色むらが出ないよう手早く丁寧に仕上げた」という。

色塗りやせりふの清書を担当した根田知依さん(16)は「夜に描くのは大変だったけど、賞がもらえたので結果オーライ」。原案を考えた藤森ありあさん(16)は「両親が期待していたのでプレッシャーもあったが、少しほっとした」、宮坂有紀さん(17)は「決勝進出できただけでもうれしいのに、まさかの受賞」と喜びを語った。

受賞を機に、同校から正式に部室が与えられたといい、生徒たちは「今まで部の荷物を保管しておく場所がなかったが、部室がもらえてすごくうれしい」「今まで校内でも部の存在を知られていなかったが、少し知名度が上がったかもしれない」と、思わぬ”副賞”に喜びを隠せなかった。

おすすめ情報

PAGE TOP