ムジカ八ケ岳・夏の合唱講座 今季を最後に幕

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合唱講座最終日のフィナーレコンサートで歌声を響かせる受講生。原村での25回目を最後に幕を降ろした

25年間にわたり、原村の八ケ岳自然文化園を会場に続いてきた「ムジカ八ケ岳・夏の合唱講座 in 原村」が19日、今季を最後に幕を下ろした。17日から3日間にわたり合唱曲を練習してきた受講生160人が19日、フィナーレコンサートに臨んだ。講座の終了を惜しみつつ、歌詞や音楽の世界観を伸び伸びと表現し、6曲を披露した。

講座は「ムジカ音楽・教育・文化研究所」(東京)の主催。設立当初から開き、今年で42回目を迎えた。毎年、地元を含め全国各地から150人近い参加があり、リピーターも多い。1999年からは文化園に定着し、受講生は原村のペンションに分宿。3日間かけて合唱曲をつくり上げ、最終日に発表してきた。

フィナーレコンサートには約60人の観客が来場。講師の内田功さん(75)=東京=の指揮と金澤亜希子さんのピアノで、受講生は「森をつくろうよ」「四万十川」「馬」「ふるさとの歌」などを情感豊かに歌い上げた。ゲストの安田謙一郎さんのチェロと志村泉さんのピアノとの共演も会場を盛り上げた。

高知県室戸市から9人グループで参加した富岡靖子さん(84)は2007年から講座に参加。「ここで学んだことを地元に持ち帰り、合唱団で歌ってきた。長年お世話になりありがとう。また縁を結びたい」と感謝した。当初から講師を務める内田さんは「年に一度、合唱を通じて人と人とが心触れ合える場だった。環境やペンションの方々の支え、会場など全てがそろっていた」と思いを語った。

25年前に、宿泊客のつながりで、合唱講座と原村を橋渡しした原村の「ペンション想い出」オーナーの長浜信代さんは「原村の自然の中で音楽の文化に触れることができた。講座は終わるがまた原村に来てほしい」と受講生に呼び掛けた。

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