「ユニサポすわ」発足 障がい者らの外出支援

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サポートを必要とする障がい者や高齢者の外出を支援する「地域トラベルサポーター」として活動してきた牛山玲子さん(55)=茅野市玉川=が、障がいの有無に関わらず誰もが気兼ねなく旅行や外出を楽しめる地域づくりを目指し、「ユニバーサル・サポートすわ(ユニサポすわ)」を立ち上げた。依頼者の希望に応じて同サポーターを派遣する事業を9月から本格的に始める。

長年、福祉施設で働いてきた牛山さんは2016年9月に地域トラベルサポーターの研修を受けて認定を取得した。活動を重ねる中でハンデの有無に関わらず誰もが楽しめる諏訪地域にしようと活動する多くの人と出会い、同サポーターの必要性に認識を深めていった。県も体が不自由な人にも優しい観光地づくり「ユニバーサルツーリズム」を進めており、牛山代表も賛同。「サポートがあれば乗り越えられることが多いことを知ってほしい」と活動の幅を広げている。

ユニサポすわに登録する同サポーターは現在約60人。普段は福祉施設や病院で働く介護福祉士や看護師が時間に都合がつく範囲で協力し、牛山代表らが調整する。支援内容は旅行や外出、冠婚葬祭の付き添いや介助を有料で受け付ける。

1、2の両日、都内のリハビリテーション施設が諏訪地方で実施した旅行とリハビリを組み合わせたプログラムでも訪問先など地元団体との調整役を果たした。同施設からは「支援が必要な人の旅行には現地の協力が欠かせない」との評価を受けた。牛山代表は「物理的や精神的な理由で旅や外出をあきらめてしまう『心のバリア』を取り除きたい。在宅ケアをしている家族を支えるサービスとしても活用してもらいたい」と話している。

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