勇壮「胸たたき」 上社で十五夜祭奉納相撲

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幣拝殿前の斎庭で勇壮な「胸たたき」を見せる神宮寺区の青年力士たち

諏訪市の諏訪大社上社本宮で15日、県無形民俗文化財の十五夜祭奉納相撲があった。地元の神宮寺区の青年力士が相撲踊りを奉納。あいにくの小雨模様だったが、現存する全国の相撲踊りで唯一受け継いでいるとされる勇壮な「胸たたき」で境内を沸かせた。

奉納したのは大関の古河泰広さん(40)ら20~40代の11人。鮮やかな化粧まわしを身に付けて、幣拝殿前の斎庭で円陣を組み、独特の節回しの甚句を響かせた。

ハイライトは相撲の攻めと守りを表すとされる胸たたき(関西甚句)。「トコドッコイ」と声を発して右足を踏み出し、全員が両手で胸や足を一斉にたたいた。

神事後、大役を務めた古河さんは「今年はみんなで一体感を出すことを目標にやってきた。きょうはそれをしっかり出すことができた」と振り返った。

地元保存会の高橋英樹会長(52)は「平成の集大成となる奉納を無事することができた。みんなに感謝したい」と話していた。

十五夜相撲は上社の辻で神宮寺の若者が相撲を取っていたのが始まりとされる。1817(文化14)年の記録が最古で残り、それ以前のものは火事で焼失した。

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