ニシザワブランドの日本酒醸造 社員ら稲刈り

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オリジナルブランドの日本酒醸造に向け、酒米の稲を刈るニシザワの社員ら

総合小売業のニシザワ(伊那市)は18日、同社オリジナルブランドの日本酒醸造に向け、同市御園の田んぼで、酒米となる酒造好適米「山恵錦」の稲刈りをした。同社と、醸造を担当する酒造会社・仙醸(同市高遠町)の社員ら合わせて約10人が参加。10月から始まる新酒の仕込みに向け、製造者と販売者がタッグを組み、作業に汗を流した。

ニシザワブランドの日本酒造りは地域への感謝の気持ちを込め、地元産の酒を消費者に届けようと、昨年から取り組んでいる。昨年は県産の酒造好適米「ひとごこち」を仕込み、同じ原酒でありながら時期ごとに「生原酒」や「純米酒」、「ひやおろし」として販売。顧客から好評を得ているという。

今年はより地産地消に近づけようと、県農業試験場が昨年品種登録した酒造好適米「山恵錦」を作付けし、田植えから同社社員が関わった。山恵錦は県内で多く生産されている酒造好適米「美山錦」を改良した品種で、病害虫に強く倒伏に耐え、大粒で美山錦よりも収量が多いのが特徴。南信では同市御園の田畑毅さんのみが栽培している。今年は田畑さんの田んぼ1ヘクタールで115俵を収穫。約1万リットルの原酒仕込みを見込む。

ニシザワ・スーパーストア事業部の小山内聡シニアバイヤーは「オリジナルブランドの酒造りに酒米を育てるところから関わりたかった。伊那産の新品種の米と南アルプスの伏流水で醸した酒を地域への感謝と敬意を込めて、お客さまに届けたい」と力を込めた。仙醸の黒河内貴社長は「蔵人としても、山恵錦の仕込みは楽しみ。伊那の人々に愛される酒にしたい」と話していた。

ニシザワブランドの日本酒は、年内にニシザワ各店舗に並ぶ予定だという。

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