市川市俳句大会 岡谷の平林さんが大賞

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市川市俳句大会で大会大賞を受賞した平林佳治さん

岡谷市幸町の会社役員、平林佳治さん(82)が、9月20日に千葉県市川市で開かれたNHK学園生涯学習フェスティバル市川市俳句大会で、大会大賞に選ばれた。作品は、6月に妻と北欧を旅した折に詠んだ「北欧の白夜に慣れず竹婦人」。平林さんは「『竹婦人』はあまり使われない季語。日本の伝統的な言葉を生かして句を作りたいと思っていた」と話し、大賞受賞に感激。「健康に留意し、日々感謝の心を忘れず、思い出になる句を詠みたい」と、ますます意気盛んだ。

平林さんが句作を始めたのは60歳を過ぎてから。気軽にできて、その時々の気持ちを残せる俳句に興味を持ち、諏訪市図書館の初心者俳句講座を受講。自分の俳句を客観的に評価してもらうため、全国各地で開かれる俳句大会に投稿するほか、NHKの俳句番組にも長年投稿を続けている。2011年にはNHK全国短歌・俳句大会で俳句大賞を受賞している。

市川市俳句大会では投稿4355句から特選12句に入り、さらに大会大賞3句の一つに選ばれた。選者の一人でNHK学園講師の能村研三さんは「北欧の白夜と竹婦人の取り合わせが絶妙で素晴らしい」と絶賛した。平林さんの作品をはじめ同大会の大賞3句は、各地で開く大会の大賞作品とともに、来年3月に選ばれる文部科学大臣賞の候補作品になった。

2度目の大きな賞の受賞を喜ぶ平林さんは、「社会的役割を通常に果たす暮らしを継続する『生涯現役』で、110歳現役を目指す」とエネルギッシュ。毎朝午前5時に起きてウオーキングしたり、週に1~2回はトレーニングセンターに通ったりして、足腰を鍛えている。「日々新たな活動をし希望ある限り若い」がモットー。「業務ややりたいこと、やるべきことが多く、俳句を詠む時間が限られるが、機会をみては投句を継続し、思い出になる句を詠みたい」と話している。

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