園児に東京藝大生が指導 伊那市デザインP

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東京藝大生の指導で「手のなかのかたち」を作る高遠第2・第3保育園の園児ら

東京藝術大学(東京都)の学生が、伊那市の魅力を発信する「伊那市デザインプロジェクト」が7日、同市高遠町で行われた。高遠第2・第3保育園の園児たちが藝大生の指導で、石こうの“芸術作品”を手作り。同保育園の裏山に作品を展示し、不思議な空間芸術を作り上げた。

プロジェクトは同市高遠町出身で東京音楽学校(現東京藝大)の初代校長を務めた伊澤修二との縁で実現した官学連携事業の一環。今年が初年度で、初めての空間芸術に取り組んだ。

石こうの作品作りは同保育園園舎で、園児ら約10人が参加した。水で溶いた石こうをゴム風船に入れ、粘土ほどに硬くなったところで、数分間握りこみ、風船を外した。白くてすべすべの作品が出来上がり、形は子どもの手の大きさ、握り方、力加減で十人十色。子どもたちは「ミッキーみたい」「小人さんのベットだ」と歓声を上げていた。作品は藝大生が事前に作った作品約200点と一緒に、裏山に展示。8日も午前9時から午後3時まで展示する。

同大デザイン科の学生5人は、高遠北小学校の向かいの田んぼに、光による空間芸術「INA ART NIGHT(イナ・ナイトアート)」を設置した。

石こうアートを指導した同大の押元一敏准教授は 「園児たちにいつもの土いじりと違う感性を感じてほしかった。アート体験が思い出になり、郷土愛の醸成につながれば」と話していた。

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