森林資源を未来へ 辰野で上伊那郡市育樹祭

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のこぎりを使って切り倒したヒノキの枝を払う両小野小6年生

第35回上伊那郡市育樹祭(県上伊那地域振興局など主催)は11日、辰野町小野のしだれ栗森林公園で開いた。林業や行政関係者、小学生ら約200人が参加。地域の資源である森林を未来へ引き継ごうと、思いを一つに除伐などの作業に取り組んだ。

作業は、同公園周辺の塩嶺王城パークライン沿いに広がるヒノキ林5カ所計0.5ヘクタール余りで実施。高さ約5~7メートルに育った幼齢木を伐採して間引いた後、枝払いや玉切りをして林道などへ運び出した。

地元3小学校の高学年児童も、上伊那森林組合員などにこつを教わり作業。「枝がうまく切れない」「斜面で足を踏ん張るのが大変」と懸命にのこぎりを動かし、森林整備の苦労を味わった。

作業に先立つ式典で、同地域振興局の堀田文雄局長は防災など森林の多面的機能に触れ「大切な森林資源を次世代へ引き継ぐための一歩にしたい」とあいさつ。武居保男町長は「森への感謝の思いを込めて作業しよう」と述べた。

児童を代表し、尾戸美柚さん(11)=辰野東小6年=、岡田亜未さん(10)=辰野南小5年=、小林紗英さん(12)=両小野小6年=が「自然豊かな古里の風景、森林を絶やすことなく守り育てるのが私たちの願い。森を大切な宝物として未来の人たちへ引き継げるよう、力を合わせます」と誓った。

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