狂言の独特な発声や所作体験 カノラホールで

LINEで送る
Pocket

舞台ですり足を学ぶ子どもたち

岡谷市のカノラホールは14日、茂山千五郎家による「かのら茂山狂言会」に合わせ、小中学生対象のワークショップを開いた。市内外から小学生5人が参加し、大ホールの舞台で同家の茂山逸平さんから狂言について学び、独特な発声や所作を体験した。

茂山さんは、狂言を上演する能舞台に必ず松が描かれていることを「昔は神社などで神様に捧げられたため、舞台の松が神様の代わりになっている」と紹介。「狂言は、『何々したつもり』の芝居で、ごっこ遊びのようなもの」と、子どもたちに分かりやすく説明した。

舞台での動作は、基本的なすり足による歩き方や中笑いと大笑いの声の出し方、正座から立ち上がる時の所作を指導。泣いているように見せる手の動きなども示し「何々しているつもりの形を作っていく芝居で、狂言は様式的な演技」と話していた。最後は、公演の番組の一つ「蝸牛」に出てくるせりふの「デンデンムシムシ デンデンムシムシ」を声に出して体験した。

参加した下諏訪北小学校1年の髙橋一真君は、「声の出し方など難しかったけれど面白かった。狂言を見るのが楽しみになった」と笑顔だった。

おすすめ情報

PAGE TOP