能の奥深い世界 伊東近代美術館で文化講座

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現代風アレンジで能楽の上演も行われた

諏訪市諏訪2の伊東近代美術館で28日、文化講座「能の世界を楽しむ」があった。同館が主催し、日本の伝統文化を学び親しむ全5回の集いの最終回。能と面についての講演と能楽の語り上演があり、20人が能の奥深い世界を堪能した。

能と面の歴史や魅力について、同館の企画運営に携わる沖田泰三さんが解説した。「能面の基本形は60種類だが年月を経て、物語に沿って表情を変えるために250種類まで広がった。能で演じられる世界は幅広い」と話した。

能楽の演目は、観世元雅作の「隅田川」。飛山真利子さん=松本市=の語りと、渡辺淳さん=東京都=の尺八、篠笛の演奏で上演した。さらわれた息子を探して京都から武蔵野にたどり着いた母親の悲劇を、現代風アレンジで情感込めて演じていた。

会場には、諏訪地方の有志でつくる能面撮影専門の「幽玄写」と、指導者の写真家森田研作さんの能面や能楽の一場面の写真24点が飾られた。 写真は11月7日まで展示する。写真鑑賞のみは入館無料。問い合わせは、伊東近代美術館(電話090・8870・2110)へ。

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