地域の経営者招きパネル討論 伊那北高1年生

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スマートフォンを使ってアンケートに答える伊那北高校の1年生。印象に残ったパネリストの話も送信した

伊那北高校(伊那市)は7日、主体的・探究的に地域課題に取り組む1年生の総合学習の一環で、パネル討論「地域のリーダーから学ぶ」を同市伊那公民館で開いた。1年生242人が参加。上伊那地域の経営者3人から、経営理念や地域貢献、人生設計などについて話を聞き、キャリア形成や地域課題解決への意識を高めた。

サン工業(伊那市)の川上健夫社長、フォレストコーポレーション(同)の小澤仁社長、ナパック(駒ケ根市)の鈴木隆社長をパネリストとして迎えた。上伊那地方の産学官でつくる「郷土愛プロジェクト」が協力。生徒はスマートフォンなどの端末で印象に残った話を送信した。

川上社長は「めっき会社は3K職場とされてきた。どうすれば社員がこの仕事に誇りを持てるか考えた」とし、自分の能力を最大限発揮できる環境を目指したと説明。輝ける環境をつくることが「社長の仕事」と述べた。

「地方には小さくても自分が光輝ける企業がある」などと強調。生徒には「自分の特性・特徴、他の人より秀でている部分を探し出し、その長所を伸ばしてほしい」と求めた。鈴木社長は、会社が永続していくためには「時代の要請に応じて(会社が)変化し続けていくことが大事」と説き、「働いている人のためにも永続していかなければいけない」と話した。

1年生は11月、地域について学ぶフィールドワーク(現地実習)を行い、▽人口流出▽環境・森林保全▽文化継承▽食と農-など七つのテーマに分かれて聞き取り調査などを実施。来年2月の報告に向けて現状や課題、解決策をまとめている。

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