中高生と「夢」語り合う 伊東豊雄さんが対談

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伊東豊雄さん(左)と対談する中学生

下諏訪町出身で世界的な建築家の伊東豊雄さん(77)=東京都=は16日、同町役場で地元の中高生と対談した。「君の夢を語ろう」をテーマに、建築界のノーベル賞とされるプリツカー賞を受けた伊東さんと、次代を担う若い世代が夢を語り合った。

下諏訪社中2年の小松洋輝さんが想像力に関する質問をすると、伊東さんは「同じテーマをスタッフと一緒に考え、アイデアを出し合って毎日変えていく。人の考えを受け止めると自分の考えが広がる」と答えた。

下諏訪中3年の塚田和也さんが「インスピレーションを感じるときは」と問うと、伊東さんは子どものころに庭から見た諏訪湖を挙げ、「きれいな水、雪に囲まれた盆地が僕の原風景。自然を感じる建築にしたいと思ってきた」と自らのルーツを明かした。

下諏訪向陽高1年の鎌田優花里さんは国家試験に向けての勉強が行き詰っている、と相談。伊東さんは初めから建築家を目指していなかった自分の人生に触れ、「夢を捨てないのは大切。ただ、人生は長いのでもう少し広く考えた方がいい」と述べた。

対談は、町が125周年記念事業で伊東さんに特別町民栄誉賞を授与したのをきっかけに企画。伊東さんが人との出会いの大切さや、建築に込めた思い、15歳まで過ごした町での思い出などを話した。

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