水道水供給の停電対策 配水池に太陽光パネル

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茅野市は安全安心な水道水の安定供給に向けて、停電時も配水池の塩素注入器が作動するよう、予備電源となる簡易的な太陽光発電装置を試験的に導入した。効果が確認できれば他の配水池にも設置していく予定という。

導入のきっかけは今秋の台風24号に伴う大規模停電。配水池では水道供給への影響はなかったが、塩素を自動注入する装置が停電で使えなくなり、現地で職員が手動で対応した。配水池は市内に50カ所あり職員数も限られており、停電が広範囲に発生した場合、迅速に対応できないことから、対策を検討していた。

塩素注入器は大きな電力が必要ないため太陽光発電装置に着目し、同市蓼科にあるトヨタ配水池の建屋の屋上に105ワットの太陽光パネル(54センチ×120センチ)を設置した。停電時は電源が送電からバッテリーに自動で切り替わる仕組みで、悪天候で太陽光発電ができなくてもバッテリーは3日間持続するという。

パネルキットを約15万円で購入し、市水道課職員が今月13日に組み立てた。今後は他の配水池への設置を予定するほか、発電機の購入も検討している。同課は「水道水の安定供給に努め、市民の安全安心を確実に確保したい」と話している。

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