青野さん愛した山々 かんてんぱぱホールで写真展

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青野さんが遺した作品の中の信州の山々を見つめる妻のハツ子さん

青野さんが遺した作品の中の信州の山々を見つめる妻のハツ子さん

今年1月に亡くなった写真家青野恭典さん=享年(78)=の写真展「青野恭典こころの故郷 信州の山々」が3日、伊那市西春近のかんてんぱぱホール青野恭典ギャラリーで始まった。昨年5~6月に上高地で撮影した新作をはじめ43点を展示。千変万化するアルプスの表情をとらえた作品は、自然に対する畏敬の念を伝える。12月5日まで。

信州の山々を愛し、多くの作品を残した青野さん。今回の写真展では、コナシの花が満開の上高地で1年前に撮影された新作のほか、北アルプスの燕山荘付近から撮影した「夏の稜線」など妻のハツ子さん(65)=東京都昭島市=がセレクトした未発表作も並ぶ。

「山に行く前日は興奮して眠れなかった青野の姿が忘れられない」とハツ子さん。青野さんが気に入っていた作品「新緑 屏風岩」も出品し、「この写真も苦労して撮影したが、自然の中にいるのが天国だと感じていた人。一方で山へは挑戦するという気持ちを持ち続けていた。そういう思いがなかったら、写真は撮れなかったと思う」と語る。

開場時間は午前9時~午後6時(12月は午後5時まで)。会期中は無休で入場無料。現在は初夏の作品が多く並ぶが、9月に8割ほどを入れ替える。問い合わせは同ホール(電話0265・78・5107)へ。

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