出馬表明現職のみ 諏訪市長選告示まで3カ月

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統一地方選後半の諏訪市長選は、4月14日の告示まで3カ月を切った。出馬表明しているのは、現職で1期目の金子ゆかり氏(60)のみ。対抗馬が出るかが焦点だが、他に表立った動きは見えない。2015年の前回選が無投票だっただけに、市民の間には「2期連続の無投票は避けるべき」との声がある。

金子氏は昨年12月に出馬を正式表明した。後援会も11月の会合で組織を強化して支援する方向でまとまった。後援会は市内全域を網羅する支部を持つが、支援者の高年齢化が進んでおり、幹部は「実動部隊の若返りを図りたい」とする。

諏訪市はJR上諏訪駅周辺のにぎわい創出や旧東洋バルヴ諏訪工場跡地の活用策など課題が多い。ある市議は「市の活性化には選挙戦をした方がいい」とし、政策論議に期待する。選挙戦が必要との声は金子氏周辺にもあり、後援会幹部は「選挙で選んでもらうことは大事。選挙戦を前提に準備する」と話す。金子氏は2月の後援会新年総会で次期のマニフェスト(公約)を伝える見通しだ。

駅前開発で建設が進む商業ビルは今年完成予定で、中央道諏訪湖スマートインターの整備事業も地元説明会を経て前進が見られる。無投票ムードが漂う現状に、別の市議は「金子氏が市長に就任してから進む継続事業が多く、『次もやらせてみよう』という雰囲気があるのではないか」と推測する。

国民健康保険税率の引き上げで住民負担が増しているなどとして現市政を批判する共産党は、党独自候補は擁立しない方針だが、幅広い人が推せる候補がいれば、対応を考えたい―としている。

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