春の呑みあるき「中止」正式発表 安全面で課題

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諏訪市の酒蔵5店を巡って日本酒を味わう催し「上諏訪街道呑みあるき」の実行委員会は15日、今春のイベント中止を正式に発表した。交通安全面の課題が解消されないとし、対策を講じた上で「秋の再開を目指したい」との考えを示した。酒蔵が並ぶ国道20号沿道ではなく、大人数が収容可能な別会場で開くことも検討する。

舞姫、麗人、本金、横笛、真澄の各蔵元を巡るイベントで、沿線商業者らでつくる「上諏訪街道21」が企画して1998年春に開始し、2002年から秋も加えた。15年から諏訪商工会議所や諏訪観光協会などを含む実行委組織で運営している。

県内外から3000人超を集客するイベントに成長した一方、酒蔵が並ぶ国道は交通量が多く、安全確保策がかねてからの課題。近年は2日間の開催で参加者を分散させたり、試飲回数の制限を図るコイン引き換え制を導入したりしたが、抜本的な対策には至っていないという。

市役所で会見した北澤光彦実行委会長(44)は「飲酒して泥酔する人も少なくない。事故防止対策には限界を感じている。イベント会場を別に借りて実施することも考えたい」と話した。宮坂直孝副会長(62)は「諏訪のまち全体に効果が波及するよう知恵を絞りたい」と述べた。

酒蔵5店はクーポン券を販売して酒蔵巡りを楽しんでもらう「諏訪五蔵めぐり」を年間通して実施しており、来場者者増へ充実策を検討するとしている。

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