夏の八ケ岳さあ本番 開山祭で今季の安全祈願

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赤岳を正面に望みながら開山祭に参列する登山者=行者小屋

赤岳を正面に望みながら開山祭に参列する登山者=行者小屋

第62回八ケ岳開山祭は5日、八ケ岳連峰の主峰赤岳(2899メートル)へ向かう中腹にある行者小屋(2340メートル)と北横岳山頂(2472メートル)の2会場で開いた。今シーズンの登山者の安全を祈願し、遭難者の冥福を祈った。御柱年の今年は、赤岳山頂にある赤嶽山神社の御柱休めと建て替えも同神社氏子総代会により行われた。

開山祭は茅野市観光協会と八ケ岳観光協会、茅野山岳会の主催。南八ケ岳と北八ケ岳の2会場で開き、式典の後に記念ピンバッジなどを配布して夏山シーズンの幕開けを山の愛好者たちが喜び合う。

南八ケ岳会場では、4日夜から雨が雪に変わり早朝の赤岳山頂にはうっすらと雪が積もった。登山者の安全を優先し、会場を赤岳山頂から中腹の行者小屋に変更。午前中は雲の流れが早く、山頂が現れたかと思うと霧に包まれ、目まぐるしく風景を変えた。それでも正午には晴れ間がのぞき、約300人の登山者が赤岳を望みながら開山祭を祝った。茅野山岳会によるそうめんの振る舞いも人気だった。

初の八ケ岳登山で赤岳登頂を果たした岩下裕樹さん(25)=東京都調布市=と赤木千花さん(24)=大阪市=は「ちょうど開山祭に当たり、山小屋でイベントもあり楽しかった。山小屋や山頂、すれ違う人など、みんなと交流できた」と、登山とともに山での出会いを満喫した様子だった。

同日は原村観光連盟の第32回八ケ岳開山祭も阿弥陀岳山頂で予定されていたが、悪天候のため八ケ岳自然文化園に会場を変更。約50人が参加した。

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